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木のおもちゃ積み木の森

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人形遊び

木のおもちゃ積み木の森 私は男なので自分が子どもの頃に「人形遊び」をしたことは記憶にありません。だから、自分の娘に対しても「人形遊びとは何をすることなのか?」「人形遊びとはどういう意味があるのか?」分からないまま、というより考えないまま、「女の子だから人形かな?」という認識で買い与えました。
ただ、うちは幸い(?)3人とも娘であったため、嫌でも「人形遊び」や「おままごと」につき合わされることになります。そして、よその子も含めて子どもと遊ぶことが多くなり、結果として「人形遊び」にも詳しくなりました。

さて、「人形遊び」は大きく分けて2種類あります。

1、子どもの「憧れ」の対象としての人形
2、子どもが「お世話」して遊ぶ人形

私は「リカちゃん人形」「バービー人形」しか知りませんでした。これらは「1」になります。で、実は子どもの遊びとして重要なのは「2」の方で「世話遊び」の人形です。

なぜ、「世話遊び」が大切かといいますと、世話遊びは「ごっこ遊び」になるわけですが「ごっこ遊び」は相手の気持ちを理解し、自分の気持ちを理解するものだからです。だから、「ごっこ遊び」ってすごぉ〜〜く大事なんです。

「おままごと」と「人形遊び」の違い

「最近の子どもはごっこ遊びをしなくなった」とか「ごっこ遊びが苦手になった」という話をよく聞きます。俗に言う「今の若い者は・・・。」っていう感じのことかもしれませんが、私も感じたことがあります。

それは2年くらい前、娘のお友だちが遊びに来たときのこと。初めは3人で遊んでいたのだが、たまたまその日は娘ともう1人はお稽古事が一緒でそのクリスマス会のプレゼント交換のプレゼントを買いに行くことになりました。
私とその子(仮にA子ちゃんとしよう)と2人になったのだが、ちょうど私もやることがあったのでしばらく放っておいた。しばらくして見てみると何もしていない。明らかにつまらなそうに手持ちぶさたにしている。
私はいたたまれなくなり「このお人形で遊ぶ?」と声をかけた。
「ううん。お人形は1人では遊べないから。」
「・・・・・?。」「えっ、お人形は1人で遊ぶんじゃないの?」
「違うよ。だって、お人形が2つあったら2人必要でしょ。お人形が3つだったら3人で遊ぶの。」
「・・・・・。」

つまり、彼女の理屈だと人形の数だけ、その役になる人間も必要というわけだ。
これには私もびっくりした。
それはどちらかというと「ままごと」の遊び方で、基本的に「人形遊び」は違う。
同じ「ごっこ遊び」でも、「ままごと」と「人形遊び」の決定的な違いは、「ままごと」は子どもの数だけ役割があり、「人形遊び」は1人で何役もこなす、ということだ。それが「人形遊び」の楽しさであり、醍醐味でもある。

「人形遊び」は、子どもが話し手と聞き手になり、どちらの気持ちにもなってやり取りを発展させ、相手の気持ち、相手の立場になってものを考えることができるようになる。それと同時に、子どもなりに物語を展開させていくうちに想像力や創造力を身につけていけるのである。

「人形遊び」が苦手だから、他人の気持ちが分からない、というのは短絡的だとは思うが、みんなで遊んでいるのに「テレビゲーム」や「たまごっち」に無言で打ち込んでいる子どもを見るたびに「自分のことしか考えられない子どもが増えるのでは・・。」と不安を感じる。

お人形の片付け方

「お人形の扱い方を見るとお母さんが子どもに接している様子が分かるんですよ。」ある幼稚園の先生が言っていた。

「ままごと」をしている子どもの様子を見ていると、見事に母親を模倣していることに気がつきます。逆にいえば、子どもがそれだけ母親に注目しているということです。仕事柄受験相談でお母さまと接することが多いのですが、お母さまとお会いすると「この親にしてこの子あり、だな」と思うわけです。
小学生にもなれば母親以外の影響も受けますが、乳児や幼児の場合は見事に母親の模倣をしています。子どもはお母さんの真似が大好きなのです。

さて、そこで気をつけて欲しいのが人形の片付け方です。人形に限ったことではないのですが、多くのご家庭ではおもちゃはおもちゃ箱に片付けています。「片付ける」ならまだよいのですが、「入れている」というご家庭も多いと思います。

皆さんは自分の大事なものを無造作に大きな箱に入れますか?

女性なら指輪とかピアス、洋服やバック、男性なら時計とか趣味で集めているものとか。
子どもにとっておもちゃは大切なものです。だから、せめて棚に入れてあげてください。おもちゃ箱に入れたらガラクタになってしまいます。

特にお人形は子どもにとって「モノ」ではありません。嬉しいときは一緒に喜んでくれる存在であり、悲しいときは黙って慰めてくれる存在なのです。だから、お人形を片付けるのは「おもちゃ箱」でなく、「棚」、もっというならばお人形の場所があることが望ましいのです。
子どもにとってお人形は「ある」のでなく「いる」のであり、「持って行く」でなく「連れて行く」なのです。そんな大事なお人形だから「名前」をつけてあげてください。

人形遊びの意味

お父さんやお母さんと接していて感じるのは、「人形遊び」や「ごっこ遊び」を軽視していることです。実は、私自身がそうでした。

具体的な目的があったり、大人が納得しやすいおもちゃ、知育に関するものなど、何か大人側が考えた課題を子どもがこなすようなおもちゃ、例えば積み木やパズルで頭を使う、楽器で音感や感性を磨く、文字を覚えさせる、といったおもちゃに価値を感じてしまうものです。それは、繰り返しの成果が具体的に見えるからです。

しかし、「人形遊び」や「おままごと」は何になるのでしょうか。具体的な成果は何も見えず、極端な言い方をすれば、「無意味に時間を費やす遊び」に感じるのだと思います。
しかし、相手の気持ちや立場を理解したり、その時その時で違ったストーリーを発展させていく「人形遊び」や「ごっこ遊び」は、人間社会で生きていくうえで実はとっても大切なことを身につける遊びではないかと考えるのです。

何はともあれ、1歳くらいの子どもが、ベビー人形とかぽぽちゃんに「ミルクをあげて、背中をトントン、ベビーカーに乗せて・・・」なんて様子をみると、かわいらしくて、「ああ、幸せな子どもがいるなぁ」と妙に嬉しくなるのです。



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