積み木の森では各種木のおもちゃ・積み木・アナログゲームなどを取り揃えております

■積み木の精度について

積み木の精度について

木のおもちゃ積み木の森
精度が大事なのは皆さんも分かると思います。精度についてはあえてここに書く必要もないと思いましたが、重要なことなので触れておきます。

たぶん普通に積み木を買う場合、精度を気にする人は少ないはずです。1箱の積み木で5個ぐらい積む場合には全く気にする必要はありません。

市販されている積み木は作った段階では、どれもそれなりにきっちり作られているからです。しかし、私のように塔や城を作りたいと思った場合、結構な高さになりますので精度の悪い積み木だと積めなくなってしまうのです。子どもが「上に20個積み上げたい」と思ってもどうしても8個しか積めず、崩れてしまう。何回挑戦してもできないと、「もう、いいや。積み木は面白くない。」となってしまうのです。

精度は何で決まるかというと材料で決まります。
積み木は木でできています。積み木は生き物なのです。だから、呼吸もしていますし、湿気や乾燥などの環境によって伸縮がおきます。特に日本の場合は湿度が高いのでどんな材質の積み木でも必ず伸縮はおきるのです。
それゆえ、多少の伸縮はあってもそれは不良品ということにはならないのですが、できる限り伸縮の少ない木材で、かつよく乾燥させている積み木が良い積み木といえます。

ヒバ、スギ、ヒノキ、カバ、ブナなどいろいろな材質のものがありますが、一般的には北欧のブナがよいといわれています。木のおもちゃの値段は高いものが多いですが、その理由のひとつに木を伐ってから狂いが少なくなるまで数年間乾燥させるという手間があるのです。

積み木の選び方サイズ(基尺)を揃える|精度について|色について形について
量について面取りについてスペースについて積み木の遊び方

 

Pocket
LINEで送る

最終更新日: 2021-05-29

コメントは受け付けていません。