積み木選びとは直接、関係がないとは思いますが、
積み木遊びのスペース、・・・片付けなくてもよい場所を作ってあげること
これは大事なことです。
もしかしたらこれが一番大事かもしれません。
都会の住宅事情では難しいかもしれませんが
是非、作品を置いておける場所=片付けなくていい場所を
確保してあげて欲しいのです。
ときどき片付け魔のようなお母さんがいます。
掃除と片付けは違いますよね。
不潔なのは誰にとっても良くないので掃除は大いに結構ですが、
片付けは、特に幼児期には程ほどにしたほうがよい場合が多いといえます。
積み木遊びの場合、作品の出来映えはともかく子どもにとっては「芸術作品」です。
それをさらに発展させようとすれば、時間と保管するスペースが必要です。
また、芸術作品であればこそ誰かに見せたいと思うものです。
それがお父さんであり、お母さんなのです。
「お父さんが帰ってきたらびっくりさせよう!」
そんな動機がより創造の意欲を掻き立て、
「お父さんに褒めたれた!」そんな思いが子どもの自信を育むのです。
そのためには片付けなくてよいスペースと十分な時間が必要です。
この2つが確保されることによって、より発展的なものが生まれ、
積み木の楽しみが増えるのです。
限度があるかと思いますが、是非心掛けてあげてください。
住宅事情で床の上に広いスペースを設けられない場合は、
大きな棚の上などでもいいかと思います。