おもちゃの紹介26:ネフスピールでネフ社の積み木は始まりました

木のおもちゃ積み木の森がプレイルームを開設していたころ、白木の積み木に加えてたくさん備えていたのが、スイス、ネフ社の積み木、「ネフスピール」です。

「ネフスピール」は、5センチ角の立方体に切り込みが入ったリボン型の積み木です。
赤、青、緑、黄の4色が各4個、計16個のセットになります。

一見、複雑な形で積みづらそうに見える積み木ですが、斜めにカットされた切れ込みがかみ合うので、安定して積み上げていくことができます。初めて積み木で遊ぶというようなお子さんでも楽しめます。

切れ込みがあることで、1つ1つの積み木が小さなお子さんでも持ちやすいように思います。
重量も重すぎず軽すぎず、そのバランスがまた絶妙です。

 

これを3セット、自由に遊べるように置いていました。私のお気に入りであり、プレイルームで遊ぶ、次女、三女のお気に入りでもあったからです。

プレイルームをお休みにした今も、2セットは商品見本として自由に遊んでいただけます。

白木の積み木とはまた違う、「構成積み木」というジャンルの「ネフスピール」。
お子さんだけでなく、大人の方にも遊んでもらいたい積み木です。

 

その「ネフスピール」は、スイス、ネフ社を代表する積み木のひとつです。

1958年、ネフ社の創始者 クルト・ネフ(Kurt Naef)氏によって商品化されました。

 

家具職人、インテリアデザイナーであったネフ氏は、
顧客の一人が言った、「世の中には美しい食器や家具があるのに、美しい玩具はない」という言葉をきっかけに、玩具のデザインを始めます。
そして生まれたのがリボン型の積み木、「ネフスピール」。
これまでに類をみない新しい発想の積み木の誕生でした。
これが評判となり、ネフ氏は木製玩具の生産に本格的に取り組むようになります。
 
ネフ夫妻だけで出発した小さなメーカー、個人会社のネフ社は、デザイナー、ベア・クラーセンの作品(セラ、ダイアモンド、キュービックスな)のヒットで世界屈指の木製玩具メーカーになりました。ネフ社には、世界中のデザイナーから玩具のデザインが寄せられています。以後、ベビー玩具、積み木に加えて、インテリア志向の強い商品も世に出しています。
 
ネフ氏は2006年に亡くなりましたが、ネフ社は、ネフ氏の義理の息子さんらに引き継がれました。創業者ネフ氏の意志を大切にして、品質の高さをすべての基本としています。

商品名「ネフスピール」を日本語に直訳すると、「ネフ(さん)の遊び」。

 

ネフ社のネフスピールには、ネフ社のロゴが入っています。

 

当店では、4色の「ネフスピール」と白木の「ネフスピール」を扱っています。

 

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