おもちゃの紹介2:童具館のがらがらは「赤ちゃん童具」です

「童具館」は、精巧できれいな国産積み木と
積み木遊びのアクセサリーの豊富さで知られた日本のおもちゃメーカーです。

その童具館が作る、赤ちゃんのためのおもちゃ、がらがら。
白木の無塗装で、赤ちゃんがなめても心配がありません。

表面はとてもなめらかに加工されています。
 
童具館のがらがら(ラトル)はどれも軽量です。
それには、童具館のオーナー/玩具デザイナー、和久洋三さんの信念があります。
「木のがらがらなんて重くて赤ちゃんは遊ばない」という通説に対して
「木でも軽いがらがらなら!」と、童具館のがらがらを作り上げました。
代表的な3点を紹介します。
 
まずはじめに、「さくらんぼ」(2、3か月ごろから)
棒状の本体で、先端にさくらんぼのような小さな木玉がついている がらがら。

本当に軽いがらがらです。個体差はありますが、およそ14グラム。
ちょと大きめなミニトマト、1個分の重さです。

太さも小さな赤ちゃんの手でも握りやすいサイズ。
まだ腕力が十分でない赤ちゃんでも、握って振って木玉が動くのを楽しみます。

次に「ちゃこ」(2、3か月ごろから)
白木、無塗装の棒状のがらがら。一定方向に振ると、ちゃかちゃかと楽しい音がします。
最初は大人が振って音を聞かせてあげてください。
そのうち、お子さん自身でどの方向に振ると音がでるか学習して楽しむようになります。

重さは20グラムで、しいたけ1つ分くらいです。

最後に「たまゆら」(3、4か月ごろから)
本体が白木の円盤状の歯固め。
真ん中の赤い円盤はくるくる回るので、いないいないばーの遊びなどで遊べます。

3歳ころからはコマとして遊ぶこともできます。
赤い円盤がひっくり返る「さかさごま」として楽しめます。

童具館のオーナー、玩具デザイナー・和久洋三さんは、40年に及ぶ子どもとのかかわりの中から創りあげたおもちゃのことを「童具」と名付けました。
「童具」は、子どもの創造活動を無限に広げてくれるシンプルなおもちゃです。
 
他の知育を目的にしたおもちゃ(知育玩具)や教具とは違い
大人の意図から生み出されたのではなく、 
子どもの創造欲求に応え、発展できるものを目指して作られました。

「童具」という名前には、子どもが成長していく課程でぜひ身近な場所においてほしいとの願いがこめられています。
精度の高い美しい白木の積み木をはじめ、モザイク、ビーズなどいろいろな童具があります。

サイズの統一がきちんとされているので、組み合わせて遊びやすいのが特徴です。

その童具のうち、0歳~2歳までのお子さん向けのものが「赤ちゃん童具」と呼ばれています。
本日、紹介した3つのがらがら以外に、「とんねる」、「ねじっこ」などがあります。
そのほかのものはまた別の機会にご紹介しますね。
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