「ネフスピール」や「セラ」などの美しい積み木で知られたネフ社。
そのネフ社が作るがらがら。赤ちゃんが最初に手にする「おもちゃ」と言えます。
どれもデザインが美しく、加工も丁寧で、ご自宅用にも出産祝いにも人気です。
その中でも、人気なのは、リングリィリング、ティキ、ドリオです。
2ヶ月頃から使える軽めのがらがらです。わっか型なので、赤ちゃんの小さい手でも持ちやすい作りです。白木の本体部分をもって振ったり、小さな色付きのわっかを口に入れてがじがじしたりして「遊び」ます。
秋篠宮家の悠仁(ひさひと)様が使われている様子がテレビで放映されたときには、
「悠仁様御用達」として、一時期、品薄なりました。
*ヨーロッパの安全基準に合致するよう、2021年に仕様変更がありました。
本体の径、色付きリングの径が大きく(太く)なりました)。
ティキは、日本人の赤ちゃんの手にあわせて特別にデザインされた、棒状の軽めのがらがらです。
先端にはカラフルな小さな木玉がついていて、振るとその玉が動き、赤ちゃんの目を引きます。
白木の本体はにぎる部分が少し細くなり、また下部にいくと太くなっています。
赤ちゃんがにぎりやすく、にぎったときには手にしっくりとなじむデザインです。
2、3ヶ月頃からおすすめです。
*「ティキ」も、ヨーロッパの安全基準に合致するよう、仕様変更がありました。
本体の下部の部分のふくらみが大きくなりました。
ドリオは、5、6ヶ月頃からがおすすめの、重ためのがらがら。ヨーロッパでは、腕の力をつけるために、5ヶ月ごろから重ためのがらがらを赤ちゃんに持たせるそうです。
白木の本体の先に、カラフルな木の玉がぶどうのようについています。ちょっと重たいがらがらなので、まだ持てない時期には、うつぶせにさせてドリオを目の前に置くと、カラフルな色にひかれて手でさわったりして遊びます。
我が家の三女は、ドリオがお気に入りでした。ベビーベッドでうつ伏せのときに、ドリオを手の前に置いたら、目を輝かせて喜んでました。
自分で持てるようになるころ、5か月すぎてお座りもできるようになると、振って玉の動きを楽しんで遊んでいました。
実店舗の商品見本としてお客さまにお見せする「ドリオ」は、三女が愛用していたものをきれいにして使っています。
ネフ社の木のがらがらは、どれも木という素材を使用しながら、発色が豊かです。
まだ色の判別が難しい小さな赤ちゃんでも認識できるような鮮やかな色合いです。
しかしマッドな色合いではなく、木目が分かるような透明感のある美しい仕上がりです。
赤ちゃんが、がらがら(ラトル)を使うのはせいぜい1年くらいです。
ネフ社のがらがらは、高価かと思います。でも赤ちゃんが最初に手にするおもちゃです。
使用期間は短くても、こだわったがらがらを使ってもらいたいと思います。