■おもちゃの種類と役割
おもちゃの種類と役割
仕事柄、頭がよくなるおもちゃとか、知能発達に役立つおもちゃ、という質問をよくいただきます。それとともに多いのが、「これ何?」とか「これどうやって遊ぶの?」「子どもの発達にどういう意味があるの?」という質問です。
取扱説明書があるおもちゃはルールや遊び方が決まっているので、おもちゃの意図も分かりやすいのですが、「木のおもちゃ」特に乳児のおもちゃや幼児のおもちゃの場合、造りが単純でコレといって決まった遊び方がないものが多いです。それを大人の感覚で見てしまうと疑問に感じるのも当然といえます。
それに、乳幼児のおもちゃの場合、遊ぶという目的のほかに「発達や成長」という知育的な役割も含まれていますし、言葉が発達していない乳幼児の場合、その表情から「楽しい」「嬉しい」ということは理解できても、「何が楽しいのか」「どこがおもしろいのか」が分かりません。
そこでここでは、そんな疑問に答えてみたいと思います。
最終更新日: 2021-05-17