■玉やボールを使ったおもちゃ
玉やボールを使ったおもちゃ
どこのうちにでもあるボールですから、今さらどうこうお話しすることもないのかもしれませんが、どのお子さんも持っているのであえて触れておきます。
ボールは、「投げる」「転がす」「弾ませる」「転がす」「ぶつける」「握る」「くわえる」「動きを見る」等、いろいろなことができます。また、1人でもお友だちとでも遊べるという点でもすばらしいおもちゃでしょう。
玉やボールはすごーく地味なので説明しないと皆興味を持たないようです。
見た目にも別にかわいいわけでもなく、特に動きがあるとか変わったことは何一つないし、
「で、使い方は?」と聞かれても人に聞かれても答えが難しい。
そんな、ボールですが子どもはとにかくボールが好きです。とにかく遊びます。
ボールは手と目と体を使うので身体の発達にも役立ちますし、ボール系のおもちゃは遊び方も決まっていないので、それがかえって自由で、子どもが主体になって遊ぶという点でも成長します。
子どもの年齢によってボールの大きさは違いますが、赤ちゃんのうちは小さい手でも握れるくらいがよいでしょう。乳児の小さな手にとってに角がなく、丸みをおびた形は安心感を与えるといわれています。
赤ちゃんのうちは転がして子どもに向かって転がしてあげたり、手に隠したボールを開いて見せたり、といろいろと遊べます。
ハイハイができることになると自分でボールを転がして、それを取りにいく、というのを繰り返すのが楽しくなります。「引っぱるおもちゃ」と同様に運動機能やバランスの向上になりますので、子どもが満足するまで是非つき合ってあげてください。
玉やボールは世界中にある万国共通のおもちゃです。
最終更新日: 2021-05-17