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■0歳児のおもちゃの選び方

0歳児のおもちゃの選び方

最も難しいのが0歳児です。0歳児の場合、子どもの意思表示は皆無ですし、親御さんの経験も少ない。また、同じ0歳児でも月齢によって異なります。そこで、0歳児は月齢別にしてみました。

0~3ヶ月・・・まずは耳から

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生まれたばかりの赤ちゃんは、周りがぼんやりとしか見えていません。1ヶ月くらいすると30センチ程度の範囲が見えるようになりますが、色の識別は未発達でかなりはっきりとしたコントラストのものしか見分けられません。また、自分の意思でおもちゃを握ったり、いじったりもしません。おしゃぶりやガラガラなどの軽いおもちゃを持たせると一応掴みますが、しかし、それは掴んでいるというよりは、常に手が「軽くグー」で握っているので、手を開いて握らせると必然的に握ってしまっている、という状態です。つまり、「目」と「手」は未発達なのです。

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この時期に興味を示し、反応するのは「耳」で、動くのは「口」です。ただし、強い刺激を与えるのはよくないので、「ガラガラのおもちゃ」とか「ベビーキューブ」で「柔らかく、軽い音」を鳴らしてあげ、話しかけてコミュニケーションをとるのがベストです。2ヶ月くらいして目でモノを追うようになれば「モビール」などもよいでしょう。

選ぶポイント

    • やさしく柔らかい音がする。

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  • 赤ちゃんの目で追いかけられる程度にゆっくりと動く。
  • 色が美しく、はっきりしている。
  • 素材は丸みを帯びている。または、柔らかいもの。
  • 舐めても大丈夫な素材、または染色のもの
  • 持って軽いもの、触っただけ軽く動くもの
  • 親がコミュニケーションをとりやすいもの

おもちゃは
ガラガラ、おしゃぶり、モビール、オルゴール、タオル地で洗えるぬいぐるみ

3~6ヶ月・・・目耳口手が動き出す

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この時期になると、首が座り、目でモノを追える(追視)ようになります。ゆっくり動くおもちゃを見続けます。自分の手を認識できると少しずつモノがつかめるようになります。また、前歯が生えてくると歯が「ムズムズ」して舐めたり、やたら噛んだりしたがります。
よく観察していないと分かりませんがスゴイ勢いで成長する時期です。それだけ、楽しめるおもちゃも広がってきます。少しずつコミュニケーションが取れるようになりますので、お父さまお母さまも楽しくなるでしょう。

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選ぶポイント

目・・・ゆっくり目で追えるおもちゃ
耳・・・柔らかい音がするおもちゃ
手・・・小さな手でも握れる丸い玉がついたガラガラ
口・・・噛んだり、舐めても安全で呑み込めないおもちゃ

おもちゃは
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ガラガラ、おしゃぶり、歯固め、ボール、タオル地のぬいぐるみ、ゆっくり動くおもちゃ、指人形や手人形、ガラガラは軽いものがよい

6~9ヶ月

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この時期になると、赤ちゃんではありますが少しずつ「子ども」になってきます。視覚が発達し、様々なことに興味を示し、それが反応にも表れるようになります。また、身体も「お座り」「ハイハイ」「つかまり立ち」をするようになり、表情が豊かになってきます。両手が使えるようになり、指先もかなり器用になってくるので、「握る」から「いじる」になる感じです。親にとってはやっと「遊び甲斐」を感じる時期でもあります。

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しかし、いろいろなことが分かり出すということは同時に「人見知り」を始める時期でもあるので、特にお父さんは出来る限り時間を取って遊んであげてください。この時期からの子どもはコミュニケーションを取るのが大好きです。大切な時期なので絶対に手を抜かないでください。

選ぶポイント

    • 赤ちゃんがゆっくりと目で追えるおもちゃ

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  • 振ったりたたくと柔らかい音が出るおもちゃ
  • 両手でいじると形が変わるおもちゃ
  • ハイハイで動きを追えるおもちゃ(プルトイとかボール)

おもちゃは
音がするガラガラ、プルトイ、ボール、手人形、坂をゆっくり動くおもちゃ、くるま

9ヶ月~1歳

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いよいよ初めての誕生日です。この時期になると、早い子は「ハイハイ」を卒業し「ヨチヨチ歩き」を始めます。目はかなり発達し、複雑な形や色も認識でき、早い動きにもついてきます。ひと通りの動作をしますがまだぎこちない時期です。手先は細かい動きをし始めますが、指先はまだ未発達なので手先を器用には使えません。
「おもちゃ」は手先の器用さを必要とする細かいおもちゃより、身体を使うおもちゃ、細かさを要求されない、手を使うたたくおもちゃがよいでしょう。この頃から、やたらたたいたり、積み木を崩したりしたがります。

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選ぶポイント

  • 乗り物
  • たたくおもちゃ
  • 子どもと一緒に動くおもちゃ
  • 歩行を促すおもちゃ
  • 両手を使って手の動作が楽しめるおもちゃ

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おもちゃは
木馬、車の乗り物、くるま、押し車、たたくおもちゃ、シロフォン、積み木、ただし、積み木系やポストボックス系では、本来の遊び方はまだできない。

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ここでは分かりやすくするために月齢別におもちゃを紹介しましたが、お子さんの成長の度合いには個人差もありますし、興味を持つおもちゃもお子さんによって様々です。
大切なのはお子さんが興味を持つおもちゃをきっかけにして親子のコミュニケーションをしっかり取ることです。

おもちゃの選び方
|0歳児|1歳~2歳2歳~3歳3歳~4歳4歳・5歳~

 



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最終更新日: 2021-05-29

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