「もう信じられないですよ。170円ですよ!」
7月初旬、ヨーロッパの木のおもちゃの輸入代理店の、久しぶりのリアルな展示会に足を運んだとき、担当者の悲鳴を聞きました。
展示会前から1ユーロ=170円を超えていました。
今週に入り、160円台に下がっていますが、
2020年、コロナ禍始まりの年で120円前後ですからまだまだ円安です。
2024年後半はヨーロッパで利下げが進み、円安はストップするかも
という識者もいるそうですが、ウクライナのこともあり、不透明ですよね。
そんな状況で仕方ないとはいえ、
インスタグラムでお知らせしていますように、
8月1日から多くのヨーロッパから輸入している木のおもちゃ商品が
値上げします。
昨年9月にも値上げがあったメーカーも再度の値上げになります(涙)
コロナ禍と重なるウッドショック(木材高騰)、
燃料の値上げに加えて
上記、円安の影響大です。
3月にグラパット、4月にバウシュピールも値上がりがありました。
今回、値上がりするメーカーは(当店扱い。木のおもちゃ以外も含みます)
・デュシマ、ニック、ジーナ、ベック、ナンヒェン、カリスト、エフィ―、ヘラー、ゾノア、
マグネットシュピール、ケーセン、ヴェルナー、プステフィックス
・キュボロ、ネフ、アルビスブラン、デコア、キーナー、モルーク
・ミッキィ、ユシラ
などです。
上記メーカー、ほとんどの商品が値上がりします。
高額商品ほど値上げ幅も大きいです。
当店でも、キュボロの玉落とし、ネフやデュシマの積み木などで
在庫切れ(輸入元で在庫切れで入荷が値上がり後)がでています。
オンラインショップのBASE店は、実店舗と在庫を共有しています。BASE店に在庫がない商品は実店舗でも在庫はございません。
ご了承ください。
実店舗に3歳のお子さんを連れていらしたお客様が、
「この子が赤ちゃんのとき、プラステン(ニック社)6000円台でしたよね?
それが10000円超えるんですね」
(確かに本体価格は6500円のときがありました)。
ヨーロッパのメーカーでも、デザインは本国、生産は中国にして価格を抑えているところもあります。
当店でもいくつか扱っています。
ただ、木のおもちゃ専門店を始めて18年超の店主としては、
昔ながらに本国で作られているロングセラー商品は、質感が違うんです。
前述した、6年ぶりの展示会で並ぶ定番品を見ると、やはり
いいな 違うな と思ってしまうのです。
そうはいっても、今回の値上がりは、かなりのものなので
販売する店主としては、心苦しい限りです。
どうか、上記記載の値上げメーカーで、お目当ての商品がある方は、
今月、7月中に、在庫のあるお店でお買い求めください。
当店オンラインショップはこちらからどうぞ。